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[インタビュー] Apache Mahout & Spark ではじめる機械学習トレーニングコース受講者 モノプラス小林様
Apache Mahout & Spark ではじめる機械学習トレーニングコースを受講されました、モノプラス株式会社(本社:静岡市)の小林勇さんに受講後のインタビューに応じていただきました。
モノプラス小林「ソフトウェア製品開発・販売と、それを使ってシステムインテグレーションをしている会社です。製品としてはSaaS/PaaSソリューションのSinfoniaCloudという製品を開発販売しています。」
関口「SinfoniaCloudというのは簡単に言うと、どんな製品でしょうか。」
小林「ひとことでいうと、アプリケーションの実行基盤です。高速に大量のトランザクションを処理できるよう、分散並列処理をサポートしており、MDA(Model Driven Architecture)ベースの開発支援ツールも提供しています。」
小林「15年ほど前からUMLなどの設計図から自動的にソフトウェアコンポーネントを生成するツールの開発を始めました。私を含むその製品の開発チームが製品ごと数社に買収され、最終的にモノプラスが買収し、今のSinfoniaCloudのMDA機能の基礎になっています。Mahout/Sparkに関連した話しをすると、MDAより前にエキスパートシステムの開発をしていたこともあります。もっとも当時は機械学習ではなく、人手で構築したルールベースのものです。」
小林「SinfoniaCloudではユーザが使うUIにiPadを使うことができるようになっています。たとえば在庫管理のアプリケーションのUIがiPadのとき、今風のUIを考えると、まず検索から入りたい、と社内で考えました。現在はその検索にRDBのlike検索を使っていますが、そこにSolrを適用したいという要望が出てきたことがきっかけです。私自身は機械学習の方により興味があったので、Mahout/Sparkトレーニングも受講を希望しました。」
関口「受講してみていかがだったでしょうか。」
小林「体系立てて学べるところが大いに助かり、貴重な経験でした。Solrについては書籍やインターネット検索で断片的な情報を大量に得ることができますが、講師の人から話を聞くと、本当に重要な肝の部分が明確にわかります。効率よく学べることがありがたかったです。」
関口「弊社も体系立ったトレーニング構成を設計したので、その意図が伝わってうれしく思います。機械学習のトレーニングの方はいかがだったでしょうか。」
小林「私は受講前に事前にMahoutイン・アクションを読んでいました。本を読んでその通りにコマンドを入れれば実行できるわけですが、自分が持っているデータで動かすにはどうするかや、Mahoutの結果をどのように解釈すればいいのかなど、疑問点が残っていました。結局機械学習やそのアルゴリズムがわかっていないと本当に使えたことにはならないということですが、このトレーニングコースを受講して本に書いてあったことが本当に理解できたと実感しました。」
小林「現在RDBのlike検索で行っている入り口の検索をSolrでできるようにしたいと考えています。また、レコメンドも効率よくユーザに情報を提供する手段と考えると、検索と非常に近い機能と考えられます。今後SinfoniaCloudの製品開発や、この製品を使ったインテグレーションの場面で検索やレコメンド・機械学習を応用できると感じています。」
関口「本日はトレーニング受講後でお疲れのところ、お話を聞かせていただき大変ありがとうございました。」
モノプラスについて
ロンウイット関口「モノプラスという会社について教えてください」モノプラス小林「ソフトウェア製品開発・販売と、それを使ってシステムインテグレーションをしている会社です。製品としてはSaaS/PaaSソリューションのSinfoniaCloudという製品を開発販売しています。」
関口「SinfoniaCloudというのは簡単に言うと、どんな製品でしょうか。」
小林「ひとことでいうと、アプリケーションの実行基盤です。高速に大量のトランザクションを処理できるよう、分散並列処理をサポートしており、MDA(Model Driven Architecture)ベースの開発支援ツールも提供しています。」
小林さんのバックグラウンド
関口「このトレーニングコース2日目のページランクの説明の中でコサインベースのDECのAltaVistaを説明する下りがありました。受講者の中で小林さんが唯一DEC社やAltaVistaという検索エンジンをご存じでした。私自身はDEC社の出身です。小林さんは相当シニアなエンジニアとお見受けしますが、これまではどのような技術的活動をされてきたのでしょうか。」小林「15年ほど前からUMLなどの設計図から自動的にソフトウェアコンポーネントを生成するツールの開発を始めました。私を含むその製品の開発チームが製品ごと数社に買収され、最終的にモノプラスが買収し、今のSinfoniaCloudのMDA機能の基礎になっています。Mahout/Sparkに関連した話しをすると、MDAより前にエキスパートシステムの開発をしていたこともあります。もっとも当時は機械学習ではなく、人手で構築したルールベースのものです。」
トレーニングコース受講の動機
関口「実は小林さんはMahout/Sparkトレーニングだけでなく、Solrの基礎・応用・DIHコースも受講していただきました。今回これらのトレーニングコースを受講していただいたきっかけはなんでしょうか。」小林「SinfoniaCloudではユーザが使うUIにiPadを使うことができるようになっています。たとえば在庫管理のアプリケーションのUIがiPadのとき、今風のUIを考えると、まず検索から入りたい、と社内で考えました。現在はその検索にRDBのlike検索を使っていますが、そこにSolrを適用したいという要望が出てきたことがきっかけです。私自身は機械学習の方により興味があったので、Mahout/Sparkトレーニングも受講を希望しました。」
関口「受講してみていかがだったでしょうか。」
小林「体系立てて学べるところが大いに助かり、貴重な経験でした。Solrについては書籍やインターネット検索で断片的な情報を大量に得ることができますが、講師の人から話を聞くと、本当に重要な肝の部分が明確にわかります。効率よく学べることがありがたかったです。」
関口「弊社も体系立ったトレーニング構成を設計したので、その意図が伝わってうれしく思います。機械学習のトレーニングの方はいかがだったでしょうか。」
小林「私は受講前に事前にMahoutイン・アクションを読んでいました。本を読んでその通りにコマンドを入れれば実行できるわけですが、自分が持っているデータで動かすにはどうするかや、Mahoutの結果をどのように解釈すればいいのかなど、疑問点が残っていました。結局機械学習やそのアルゴリズムがわかっていないと本当に使えたことにはならないということですが、このトレーニングコースを受講して本に書いてあったことが本当に理解できたと実感しました。」
今後について
関口「今回トレーニングコースを受講して得た知識をどのように業務に生かせそうでしょうか。」小林「現在RDBのlike検索で行っている入り口の検索をSolrでできるようにしたいと考えています。また、レコメンドも効率よくユーザに情報を提供する手段と考えると、検索と非常に近い機能と考えられます。今後SinfoniaCloudの製品開発や、この製品を使ったインテグレーションの場面で検索やレコメンド・機械学習を応用できると感じています。」
関口「本日はトレーニング受講後でお疲れのところ、お話を聞かせていただき大変ありがとうございました。」
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