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サブスクリプション
セキュリティ警告:CVE-2018-8010: XXE vulnerability due to Apache Solr configset upload
お客様各位
平素はお引き立てを賜り、ありがとうございます。
弊社サブスクリプションご加入のお客様およびサポートサービスご加入のお客様に、セキュリティ関連の勧告についてお知らせいたします。
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○ CVE-2018-8010: XXE vulnerability due to Apache Solr configset upload
重要度:重要
ベンダー:The Apache Software Foundation
影響するバージョン:
- Apache Solr 6.0.0 から 6.6.3(弊社サブスクリプション 2.3.0 から 3.1.2)
- Apache Solr 7.0.0 から 7.3.0(弊社サブスクリプション 3.2.0)
説明:
この脆弱性についての詳細は Apache Solr のコミッターから内々に報告されました。 この脆弱性は Solr の設定ファイル(solrconfig.xml, schema.xml, managed-schema) におけるXML外部実体参照(XXE)に関するものです。さらに、これらの設定ファイルで 用意されている Xinclude 機能も同様の方法で影響を受けます。Solr サーバーまたは 内部ネットワークから任意のローカルファイルを読むために file/ftp/http プロトコルを 使うことでこの脆弱性を XXE として利用できてしまいます。詳しくは [1] をご覧ください。
回避策:
この問題に対応した Solr 6.6.4 または Solr 7.3.1 にアップグレードすることをおすすめします。 アップグレードをすれば、それ以上の操作は不要です。これらのリリースは、外部実体とXinclude が、(Solr の ResourceLoader を使って)Solrインスタンスディレクトリ以下のローカルファイル /ZooKeeperリソースだけを参照するようになります。絶対パスの URL は使えません。 なお、外部実体と Xinclude は複雑なインストレーションにおいて設定ファイルの構成を よりよく保つためにサポートされます。設定ファイルが API 経由でアクセスできない Solr 5.x 以前はこの問題は当てはまりません。 Solr 6.6.4 または Solr 7.3.1 にアップグレードできないユーザーは、本件脆弱性が 不当に利用されないよう、Solr インスタンスが公開のインターネットではなくローカルに 配置されていることを確認してください。さらに、エンドユーザーが設定ファイル API を 使えないように、リバースプロキシーは保護されるべきです。正しく Solr をセキュアに 保つために [2] をご覧ください。 Solr 5.x 以前のバージョンは設定を API 経由でアップロードできないのでこの脆弱性は ありません。しかしながら、ユーザーはこれらのバージョンを速やかにアップグレード するべきです。古い Web インタフェースのファイルアップロードの機能を使って設定を 注入する他の方法があるかもしれないためです。これらの以前のバージョンはメンテナンス 対象外であり深い分析はなされません。
参考情報:
[1]https://issues.apache.org/jira/browse/SOLR-12316
[2]https://wiki.apache.org/solr/SolrSecurity
クレジット:Ananthesh, Ishan Chattopadhyaya
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サブスクリプションおよびサポートサービスご加入のお客様は、上記を参考にして必要な対応を実施していただきますようお願いいたします。なお、本件の問題に対応した サブスクリプションのリリース予定はございません。 また、サポート、サブスクリプション契約中のお客様には、インシデント消化なしで 本件のお問い合わせに対応いたします。
以上、今後ともよろしくお願い申し上げます。
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