INFORMATION
テクノロジ
Apache Solr 7.7.3 が公開されました!
Apache Solr 7.7.3 が 2020 年 4 月 28 日に公開されました。
Solr は Apache Lucene プロジェクトによって手がけられた全文検索サーバです。
強力な全文検索機能を備え、ハイライト、ファセット検索/分析、空間検索、多彩な REST API に加え、パラレル SQL をその主な特長としています。 Solr はエンタープライズ品質の安全性と高いスケーラビリティを誇り、フォールト・トレラントな分散検索/インデックス作成を可能にし、世界最大規模の多くのインターネットサイトで検索とナビゲーションを提供しています。
今回行われた主なアップデート内容を以下に記します。
主なアップデート
- contrib をクラスタリングするために、より安全にフォークする simple-xml を使うようになりました。
- SPLITSHARD を async で使用したとき、SPLIT や SPLITSHARD のサブコマンドにて、エラーが発生していると、空のシャードを二つ作成してしまう不具合が修正されました。
- 非同期での Collection API は、処理を終了するまえに、完了報告を行ってしまう不具合を修正しました。
この不具合は、レプリカが1つのノードに設置している時に起こる可能性のある不具合です。 - ExecutePlanAction によるエラーハンドリングが改善されました。
- フォワードリクエストを受けるノードでの承認処理をスキップするようになりました。
- HttpSolrCall は、内部リクエスト数(_forwardedCount)を管理するようになりました。これにより、リモートクエリをレプリカの数に対して制限しています。
また、これにより、リモートサーバーに対する必要以上のカスケードコールが発生しないようになりました。
制限されていない場合は、リモートサーバー のコレクションを含むノードを停止します。 - VelocityResponseWriter を使うためのリソースのローディングは、スタートアップのパラメータからのみできるようになりました。
また、_default コンフィグから、VelocityResponseWriterの設定が削除されました。 - VelocityResponseWriter は、信用できるコンフグセットに対してのみ、レンダリングできるようになりました。
またリクエストパラメーターによるコンフィグのテンプレートが削除されました。 - DataImportHandler に enable.dih.dataConfigParam が追加されました。
これにより、dataConfig が許可されているかどうかを切り替えることができます。 - javabin のパフォーマンス リグレッションを修正されました。
リリースの詳細と Solr ダウンロードについて
すべての新機能および変更点に関しては CHANGES.txt を参照してください。 https://lucene.apache.org/solr/7_7_3/changes/Changes.html
Solr7.7.3 のダウンロードについては下記 URL を参照して下さい。 http://www.apache.org/dyn/closer.lua/lucene/solr/7.7.3
INFORMATION
KandaSearch
KandaSearch はクラウド型企業向け検索エンジンサービスです。
オープンAPIでカスタマイズが自由にできます。
セミナー
企業が検索エンジンを選定する際のポイントから、
実際の導入デモをお客様ご自身でご体験!