Apache Lucene 7.1.0 が 2017 年 10 月 17 日に公開されました。

Apache Lucene は完全に Java で書かれたハイパフォーマンスな全文検索エンジンです。今回行われた主なアップデート内容を以下に記します。

主なアップデート – バグ修正，最適化，機能強化

• Geo3Dが、楕円などの完全な球体でない惑星のモデルに対応しました。
• Geo3Dのシリアライズ、デシリアライズに対応しました。
• ドキュメントごとに最低限マッチするクエリの件数を指定することができる、CoveringQueryを追加しました。
• ベンガル語のアナライザー(BengaliAnalyzer)を追加しました。
• Point型ベースの距離フィールド型、LatLonBoundingBoxを追加しました。
• n次元のFloatPoint型のk-nn検索の実装である、FloatPointNearestNeighborを追加しました。
• taxonomy facets cacheを高速化しました。
• 数値フィールドでのファセットカウントが可能な、LongValueFacetCountsを追加しました。
• 検索対象のフィールドがmultiValuedではなく、その登録値が密である場合に、空間距離(geo-distance)クエリが高速化しました。
• 範囲検索においてIndexOrDocValuesQueryが高速化しました。
• SortedSetDocValuesFacetCountなどで利用される、OrdinalMapの生成を高速化しました。

リリースの詳細と Lucene ダウンロードについて

すべての新機能および変更点に関しては CHANGES.txt を参照してください。 https://lucene.apache.org/core/7_1_0/changes/Changes.html

現在の最新の Lucene ダウンロードについては下記 URL を参照して下さい。 http://lucene.apache.org/core/mirrors-core-latest-redir.html